ディズニーシーで絵画鑑賞を嗜もう 〜コンセプト“大人向け“について考える〜
1.まぁ見てよ、この溢れるような色彩の輝き、理屈抜きに美しいでしょう
突然だけど、僕は絵画鑑賞を趣味の一つとしている
▲アンリ=エドモン・クロス『山羊のいる風景』
▲マクシミリアン・リュス『ルーブルとカルーゼル橋、夜の効果』
自分で貼っておいて言うのもあれだが
最高に見惚れるラインナップだ
何がそんなに魅力かって
この現実離れした圧倒的鮮やかさが
網膜上の光の現象を完全再現するために、科学理論に基づき編み出された“点描技法”をベースに
目には見えない感情の動きや空気感を、色彩そのものの象徴性によって表現しようという
写実主義の追求から生み出されているという逆説
アイザック・ニュートンから始まる色彩研究史の実践として到達した科学的芸術革新
ときめきを感じずにはいられない
待て、慌てないでほしい
こんな話をしたところで、お前の趣味の話なんざクソほどどうでもいい、と思われるオチであることは重々承知している
だがしかし誰かに話したいこの欲求、その捌け口としてこの場を利用することをお許しいただきたい
2.ディズニーシーでスーラに出会う
先日、ディズニーシーに行ってきて、閉園までがっつり遊んできた帰りのこと(値上げ直後のタイミングだったけど、普通に混んでた)
キャプテンデイビスに別れの挨拶を済ませ、メディテレーニアンハーバーを抜ける帰路の途中
何の気なしに寄り道したショップの粉砕タイルのカラフルな内壁が可愛いくて
この色彩感、まるで点描画のようだなーと思いつつ
よくよく見てみると
え、これって↑
▲ジョルジュ・スーラ 『グランドジャット島の日曜日の午後
、、、マジに点描画が飾ってあるではないか
そのパロディがなぜかディズニーシーのお土産屋の一番目立つ位置で、カラフルな粉砕タイルに囲まれて飾られている
まるでスーラの点描画の色彩が、現実世界に溢れ出しているかのような、流石ディズニー、まるで魔法のような演出だ
そんなふうに思った
店内の壁面を見渡すと、有名絵画にディズニーキャラクターをmixしたパロディ画が、スーラ以外にもいくつか飾られていた
が、残念ながら写真に残していたのはスーラパロだけなので、その他の絵は記憶を頼りに元ネタの方で紹介していきたい
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グーフィーがパレット持ってたから多分これだと思う
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プルート
パロディをパロディするみたいな、わけわからんことになってて面白い
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ダチョウ
名前は知らないけどなんか見たことあるダチョウがダンサーに扮してた
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元ネタ自信ない、確かこんな感じの割とカラフルな絵だった気がする。これのどこにミッキーが入り込む余地があるんだって話は、実際に見て確かめて下さい
それにしても
開業から15年目にして、今更気がつくことが新たにあろうとは
流石大人向けのコンセプトを自称するだけのことはある
アルコールを売ることだけで『大人向け』を謳ってるんじゃねーんだぞと
もしかしたら
10代の自分では今回の名画パロの仕掛けに気がつけなかったように、20代の自分ではまだ気づけていない『大人向け』の仕掛けがパーク内の至る所に潜んでいるのかもしれない
もしかしたら
30代、40代と人生の熟練度毎に開放条件が設定されていて、25歳の自分じゃまだディズニーシーの『大人向け』要素の25%しか開放できていない状態なのかもしれない
100歳まで生きて開放率100%になった時のコンプリート報酬は、一体どれほど大人向けの代物になるというのだろうか
なるほど
これがディズニーのファンマーケティング戦略
これがディズニーのLTV(ライフタイムバリュー)戦略
違うか
何を言ってるんだ僕は
一応、ショップの詳細は下段記載の通り
シーに遊び行く機会があったらば、立ち寄ってみたらいいんじゃないでしょうか
そして少しでも共感が貰えたならば、僕は本当に嬉しい限りに思います
おしまい
ショップ名『ガッレーリア・ディズニー』
アーティスト気分で楽しめるモダンなお店
あふれる色彩、モダンなイタリアンデザインの内装、名画を模したディズニーキャラクターの肖像画など、アーティスティックなムードがいっぱい!お気に入りのグッズを、センスあふれる芸術家になった気分で選んでください。
公式サイト【公式】ガッレリーア・ディズニー|東京ディズニーシー|東京ディズニーリゾート